続き

(昨日の日記参照)このように、細かな技術に分解すると、それぞれの要素に関して出来る・出来ないが明確に判定できるようになりますね。
例で言えば、①②'②''②'''のどれか一つでも欠けると、課題《2×3を計算する》はかなり達成が難しくなってくるはずです。
これは何も算数、数学に限った話ではありません。英語においても、簡単に言っても語彙力、文法、リスニング能力、スピーキング能力の4つに分解して考えられますし、スポーツだって筋力(全身の筋肉は何種類もあります)、ルールの理解、基本的な型など、数え上げればキリがないほどですが、やはり更に細かく分解できて出来る・出来ないが判断できるはずです。
そして、それらをどんどん分解していくと、必ず最終の要素が存在するはずです。(*)その最終要素は、必ず次のように判定されます。
Ⅰその能力が存在する
Ⅱその能力が存在しない
ここでⅠの場合を出来る、Ⅱの場合を出来ないとすれば、全ての技術は出来る・出来ないで判定できる、ということが言えると思われます。

(*)(存在しないとすると、無限に要素があるはずですが、私達は有限体なので論じる必要が無い)